オーマイガー。
洪水のような生理が始まったときの応急処置をご紹介します。

ついに来てしまいました。
これはまさに、プレ更年期と言われる症状です。
最近夜寝付けないし、夜中に何度も起きるし、うっすらと寝汗もありました。
そして、私が生理コーチを目指すきっかけとなった滝のような出血がまた再発しました。
今回はすごかったです。電車に乗っているときに、なんとなく出血があるなあと思った矢先。10分もしないうちにみるみるうちに履いていたジーンズが出血で濡れていくのを感じました。コートで隠れていたから良かった。3-4年前よりもなんとなく出血が多いような気がいたします。
地下鉄では立っていたんですけれども、電車の床に私の血が滴っている。。。。(NYCの地下鉄は黒なので目立ちませんでしたけれども)幸いその日はすそ上げをするための新品ボトムスを持っていたので、仕事についたあと、それに履き替えました。
その後もなかなか出血が止まらないので、その日は仕事を休みました。
でも今は違います。昔のように何をやったらよいか、何が原因なのかわかっているので、
速攻対処して今は出血は完全に止まっていませんが、小康状態です。
これは個人の経験を書いているのであって、医療行為を目指すものではありません。
大量の出血が止まらないときは、まず産婦人科に行ってください。
子宮内ポリープや子宮がんなどの病気が隠れていないかまず確認してください。
甲状腺の病気がかくれていないか、血液検査をしてもらってください。
止血処理や鉄分の点滴等の医学的な処置が速攻必要になるときがあります。
ほうっておいたらダメよ。
以上の事をクリアにしてから、私の体に起こっていたことを説明するのでご参考にして下さいませ。
まずは原因。
プレ更年期になると、排卵はあっても、順調に起こっていた排卵がうまく起こらなくなります。
脳が卵巣に「卵作るときですよ」とメッセージを送りたいときに出す二つのホルモン、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)を卵巣さんが受け取ると、排卵に必要なホルモン、エストロゲンとプロゲステロンが卵巣さんから分泌され、排卵されます。
しかし、閉経の3年くらいほど前、多くの場合45歳くらいから卵巣さんが「もうあんまり働くのやめたんで」となると、
脳はFSHとLHたくさん出して「はやく排卵しようよ」と多くのメッセージを出して、排卵を促そうとします。でも、卵巣さんは動きたくない。これで脳のホルモンのメッセージ量に呼応して身体がうごかないので、結果として更年期を迎える多くの女性にほてりや寝汗、眠れない、めまい、関節痛等の更年期障害が現れます。
プレ更年期のときには、一応排卵はしているときもあるので、ほてりや寝汗などの程度や割合は少し減ります。
ただ、FSHは子宮内膜を増殖させる働きがあるので、これで意味もなく子宮内膜がめたくそ増殖してしまいます。これで、わたしのような大量出血の環境が整います。
また、私はここ数ヶ月生理が順調に来ていたので、基礎体温とかも全く測ってなかった上に排卵があったかどうかもわかりません。もしかしたら今年に入ってから排卵がなかったのかも。。。と思うと基礎体温を測るのって本当に大切です。
あとは炭水化物や砂糖をいつもよりも大分多めに摂取していました。美味しいから仕方ない。これも良くなかった感じです。これはインスリンが関係しています。詳しくは生理痛・生理不順を改善するためのヒント3 に書いていますのでご参考にどうぞ。
産婦人科に行くまで、具体的に何をしたら良いか。
大量出血が始まったら産婦人科に行くまでの応急処置としてご参考になさってください。
失血したことで立ち上がるたびに動悸、息切れ、めまいがあったら、貧血になっている兆候です。このときには
①塩分の入っている飲み物と水分をいつもよりたくさん取る
(あわせて1~1.5リットルくらい)
とくに塩分入りのトマトジュースとか味噌汁とかコンソメです。
カフェインは、貧血でいつもより多くの血液を送り出さなくてはならない
心臓にさらに負担をかけるので摂らないでください。
糖分が大量に入っている飲み物も避けてください。
②鉄剤を速攻取りはじめて下さい。
③鉄分が多く含まれる食べ物をたくさん摂って下さい。
④できるなら安静にしていて下さい。
私が出血を減らすために服用したサプリ
基本的には、
体内に大量にあるエストロゲンを肝臓さんに解毒してもらうお手伝いをサプリで行います。その他には、身体の炎症反応を落ち着けるサプリも摂ります。
これは人によって反応がさまざまなので、ご質問等ありましたらインスタのDMにてどうぞ。インスタのアカウントは@mariko_imada です。
これはあくまでも私の身体の状態に合わせたサプリです。症状が同じでも全ての方に同じような効果があるわけではありませんのでご参考程度にどうぞ。
①マグネシウム(血糖値を安定させるため)
②ウコン(炎症を抑えるため)
③カルシウムDグルカレート(体内に大量にあるエストロゲンを減らす)
④ビタミンBコンプレックス(肝臓の解毒を援助するため)
⑤もちろん鉄分も摂取。
⑥鉄分といっしょにビタミンCも一緒にとりましょう。
⑦Nアセチルシステイン(肝臓での解毒を援助)
⑧タウリン(肝臓での解毒を援助)
食生活の改善
①炭水化物を思い切り減らす(少しは食べて下さい)
②緑の野菜増やす
③たんぱく質少し増やす
④鉄分の多い食べものを摂取
最終兵器として
ナチュラル・プロゲステロンクリームを使用
日本ではプロゲステロンクリームはお医者さんから買ったり、海外から取り寄せたりできますが、これに関しては、使用量、使用方法が本当に異なります。
私は使用量や使用方法の詳細についての記述はここでは割愛します。
もう一回言いますが、大量出血が始まったら、まず止血しなくてはいけないので、そのままほうっておかないでください。失血しすぎて入院した人も何人か知っています。
行けるのなら速攻病院いってください。
今回は出血が収まっていても速攻に止血されていないので、私は25日に病院に行ってまいります。検査結果はこうご期待(アメリカの場合、予約がすぐに取れないのですよ。。。)
参考 ウェブサイト
A. https://www.healthline.com/health/why-is-my-period-heavy#treatments
B. https://www.larabriden.com/natural-treatment-for-very-heavy-periods/