子宮内膜症改善のヒント集

Updated: Nov 26, 2018



子宮内膜症に苦しんでいる女性が増えている気がします。


まず最初にお伝えしたいのは、1ヶ月以上続く腹痛や生理のたびにひどくなっていく痛みなどがあったら迷わず婦人科に行ってください。子宮内膜症が疑われる症状などが詳しく書かれたウェブサイトがあります。ぜひチェックしてください。例) 


その上で、こんなアプローチもあるよということをお伝えしたくて、このブログを書いています。


子宮内膜症は本来、子宮の内側にあるべき内膜が、卵管や卵巣の外側、子宮の外側、生殖器周辺ではなくて、腸の外側にも内膜が移ってしまう病気です。この内膜は子宮外にあっても、月経に伴う体内の女性ホルモンの変化とともに子宮内の内膜と同じように増殖したり剥離したりします。


子宮内で内膜が増殖して、内膜が剥離する段階になったら、膣を通して体外に排出されますね。これが生理です。


でも、この子宮の外で増殖した内膜が女性ホルモンの変化で剥離する段階になると、血液が外に排出されないで腹部内にたまってしまいます。体内のどこかで出血したことと同じですね。このたまった血液が腹部内の神経を刺激してもう死にそうなくらい痛いという仕組みです。


ググるといろいろイラスト付きで解説されているのでぜひご覧になってみてください。


ググってみるとわかることですが、子宮内膜症の原因はまだ明確に解明されていません。


一般的な西洋医学的な措置としては、


1)腹腔内鏡検査で子宮外で増殖した内膜を取り除く。

2)プロゲステロンなどの女性ホルモン製剤を内服、

3)この女性ホルモンをコントロールする脳下垂体のホルモン製剤を内服して、子宮外の内膜を増殖させないようにする。

4)子宮そのものを取り除く。


という選択でしょうか。4)以外は処置が終わって2-3年くらいは快適に過ごされる女性の方も多いのですが、身体の環境が整っていなければ、処置後も同じプロセスが身体の中で繰り返されるわけですから、再発しやすいのですね。


これからお話することは、西洋医学的処置はぜんぜんダメだという趣旨ではなく、身体の環境を少し違ったアプローチで見ていくことも視野に入れておくのも良いかも。。。というお話ですのでご了解下さい。


機能性医学(Functional Medicine)やホリスティック医学の視点では、子宮内膜症は身体の炎症や免疫反応が悪化させているという研究報告を何個かみています。1) 2) 3)


この炎症を少しでも減らすためにできることを少しご紹介しようと思います。



基本的にヒントは生理痛、生理不順を改善するヒントと似ていますので詳しくは各項目をご覧ください。


あと、注意していただきたいのは、すでに子宮内膜症で婦人科や産婦人科等、お医者さんに通っていらっしゃるのであれば、担当の医師の方とご相談の上、各自の判断で以下のヒントを取り入れてみてください。妊娠されている方は、以下のサプリメントの摂取はお控え下さい。


1)炎症反応をおこしやすい食べ物をとりあえず避けてみる。

小麦粉、砂糖、コーンやコーン油、大豆油、ひまわり油、大量の赤味のお肉 後はアルコールを避ける。もしくは減らす。


手順としては、これらのうちどれか一つ1ヶ月やめてみる。その後再導入してみて、体調の変化をみてみる(朝爽快に起きられるかどうかがポイント)


私が一番やめやすかったのは小麦粉(グルテン)でした。最初はパスタやピザ、クッキー、パンを食べられないのが大変苦痛だったんですけど、米粉パンとか、アーモンド粉クッキーとか、米粉パスタとか米粉ピザとか普通にあるので、問題なかったです。


私が難しいと思ったのが油系。健康そうな高い揚げ物系(ポテトチップ)とか、ドレッシングとかマヨネーズとかにもしれっと入っているんで、とりあえずマヨネーズとかを家で作るようにしたりとかしてみました。やめたのは、袋菓子と市販のドレッシング、マヨとかです。私はこれで周期が短縮して安定したので、興味のある人は実験してみてください。


赤味のお肉は貧血ぎみの人はむしろ食べたほうがいいんですけど、問題は量です。緑の野菜や他のお野菜がお皿全体の3分の2、お肉は手のひらに収まる3分の1くらいで大丈夫です。ステーキを一枚がっつり食べるとこれを完全に超えるので、量に気をつけて下さい。


アルコールは少なければ少ないほどいいんですけど、これからパーティーとか飲み会も増えてきて、完全に絶つのは現実的ではないですよね。なので飲むなら赤ワイン。飲むときは甘いカクテル系を避ける。最初は1週間に1杯。2週間に1杯くらいにしてみるのも良いでしょうね。


ただ、子宮内膜症をお持ちの女性達のFBコミュニティに入っているんですが、本当にコメントでよくみるのはアルコールを再導入したときの感想。酒もたまにはいいかって飲んだ途端に子宮内膜症独特の痛みが速攻戻ってきたとおっしゃる女性を見かけます。なので、気をつけて下さい。


一気に全部やるとほんとしんどいので、どれかなんとなく興味があるやつ1つ減らしてみてくださいませ。


2)抗酸化ビタミンや抗酸化作用のあるサプリや食べ物を積極的に摂取する


  a)ビタミンA,C、E

これに関しては抗酸化作用 ビタミンと調べるとすぐわかることなので、説明を省略 します。


b)レスベラトロール

レスベラトロールに抗炎症作用があるのは、本当に多くの研究報告があるので、これ は確立していると言っても良いと思います。例: 7) 8) 9)

ただ、レスベラトロールは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする物質なので 女性ホルモンのバランスが崩れている人は注意が必要っていう記事 もあるし、いや エストロゲンに対抗する物質でもあるし、エストロゲンと似た物質でもあると いうサイトもあります。ただ、ホルモンバランスに注意といっている記事は大量に摂 取した場合には注意が必要と言っているので、通常の摂取量の場合は問題ないと見 ています。


レスベラトロールに関してもっと勉強したい方はこのサイトをご覧下さい。


c)ウコン(クルクミン)

ウコンは抗酸化作用があるんで、身体の炎症を改善します。これはもう

ウィキペディアでクルクミンと検索すれば抗炎症作用のことは詳しく書いてありま すし、医学的にも証明されていますね。お酒を飲んだあとにウコンと健康食品の宣 伝でよく見ますけど、他にもいろいろあるのだと勉強しました。


ウコンのサプリでも良いし、あとはスパイスのターメリックです。これを積極的に

取り入れると良いです。


ただ。安易にカレーに走ってはいけません(笑)


日本のカレーはいろんな添加物入ってるんで、おすすめしません。インドのカレー も炭水化物ありすぎなんでおすすめしません。アメリカの健康オタの間で最近めっ ちゃくちゃ流行っているのがゴールデンミルク。ゴールデンミルクはいろいろレシ ピがでていますので、ググってみてください。


d)松の皮に含まれているピクノジェノール

子宮筋腫にも良いとかよく言われていますが、アメリカではすでに何個か研究報告 が あって、子宮内膜症や生理痛にも有効です。4) 5) 6) 日本だと認知症 防止にいいって聞いてますが、生理痛にも有効だったというのを最近勉強しました です。


e)Nアセチルシステイン(Lシステイン)、アルファリポ酸とブロメライン

   このコンビが子宮内膜症に効果ありかも!という研究報告を読みました。でもこのN

   アセチルシステインがなぜか日本に売っていないんです。

   その代わり二日酔いや美白で宣伝しているあのハイチ◎ー◎は抗酸化作用が高いので

   こちらもおすすめです。



3)Ginger Root

子宮内膜症の痛みは他の何にも変えられないくらい痛いんですよね。ほんとうに。アメリカだともうロキソニンとかNSAIDS鎮痛剤とかが効かなくなって、日本では禁止されている麻薬成分が入っている鎮痛剤なんかを処方されている女性もいるくらいです。鎮痛剤飲まないと子宮内膜症の女性は生理中はもう、仕事休まないと無理と聞いています。


もちろん、鎮痛剤やホルモン剤はお医者さんから処方してもらっているのであれば、指示通りに服用して下さい。わたしはそれについて何もいうことはないです。


で、少し鎮痛剤を減らしてみようかなあと思っていらっしゃって、何か鎮痛剤の代わりになるものを探していらっしゃるのであれば、上記の炎症を抑えるステップを実行しつつ、痛みを抑えるといわれているのが、しょうがのサプリです。日本のアマゾンで売ってます。Ginger Rootのサプリです。生姜だけバリバリ食べないで、サプリとってみて下さいね。これ、ちゃんと研究報告で有効との結果が出ています。9) 10)



いつもより長くなりました。

一番やりやすいのはサプリなどを取り入れる「足してみる」のことよりも、お酒や砂糖、小麦をしばらくやめてみるとかの「引いてみる」のほうだと思います。たしかに砂糖やめるのにはしばらくかかりますが、日本だとラカントとかキシリトールとか代用の甘味料は手に入りやすいですね。


あとは、痛くて痛くてもうどうしようもないから、早く直したくて仕方ないのは当然なのですが少し長い目で3~6ヶ月くらいのスパンで考えてみて下さい。身体には少しの変化を感知する能力が備わっています。一気に頑張って全部実行するよりも、1つやりやすいものをゆるく長く続けることのほうが、子宮内膜症とうまくやっていくためには大切です。


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