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私の生理不順はなぜピルで治らなかったのか。

Updated: Oct 12, 2018



私の生理不順はホルモンバランスが崩れていたのが原因とされていたけれども、本当の原因はホルモンが足りない訳ではなかったんです。



今、生理コーチの基礎的な勉強を終えて考えてみると、私の生理不順の原因は、消化力不足による栄養素欠乏と血糖値のコントロールがうまく行っていない、体に大量にあるエストロゲンを処理仕切れていないことによるものでした。



これが根本的な問題なのに、このときは低容量ピルで問題が一時的にうまく隠れただけだったんです。この原因は生理コーチに出会うまで、どの医者に行っても全く指摘されませんでした。


前のブログにも書きましたが、私は経血が大量にありました。最初に婦人科に行った時に医者が驚くほど。驚いたその先生は、後日検査結果を聞きに行ったとき、特に異常がないことにもっと驚いていました。このとき、何の検査をして、何が正常値だったのか、未だに不明です。(←ここで何の血液検査をして、何が正常値なのかを医者に聞くことも実は大切なことなんです)



とりあえず低容量ピルを飲んで出血が1週間くらい止まらなかったらまた来て下さいとの返答。このときにはピルを飲み始めて1週間くらいで出血止まったので、低容量ピルを処方してもらうためだけにしばらく病院に行っていました。


最終的に、原因不明の大量出血という答えは私が求めている答えではなかった。だけれど、ピルで出血は止まった。なのでピルが答えなのだろう。とあまり気にもとめずそのままにしていました。これが長期にわたる大量出血につながるとは思ってもいませんでした。。。(これについてはMEET MARIKOをご参照ください)



ピルを飲み始めてからの体調不良とピルをやめたあとに生理が来なくなったという事。これについて深く掘り下げることはありませんでした。しばらくすれば生理も来るだろうと、生理がこない間、漢方薬や鍼灸に通って生理を起こす日々がしばらく続きました。


生理不順の原因は人によってさまざまですから、もちろん低容量ピル飲んでから気分爽快、低容量ピルで問題が全て解決した!という人もいらっしゃると思います。


生理コーチ見習いとしてお伝えしたいのは、生理不順は女性ホルモンだけでなく、他のホルモンのバランスが崩れて起こることがたくさんあります。栄養不足で起こることもあります。ストレスで起こることもあります。運動しすぎで起こることもあります。(ジム行くのやめて生理来たっていう人知ってます)他のホルモンのバランスが崩れていて生理不順になっている場合は、その崩れているバランスを見つけて治さなければ、ピルを飲んで生理を一時的におこしても、ピルをやめれば身体は同じことを繰り返します。


本当にすごーくおおざっぱに言うと、ピルの成分である合成女性ホルモンを身体に入れることで、身体のホルモンをコントロールする脳の下垂体が「あっ、妊娠したんだね」と認識します。これで下垂体は卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンを分泌するのをやめるんです。で、身体が排卵をやめるという仕組みです。


なので、身体が自力でホルモンを作る能力があとあと低下することになります。身体がずっと妊娠していると認識していることになって、そのうち身体が「排卵しなくってもいいや」となり→他のホルモンとのバランスは逆にさらに崩れます。


だから、私はピルをやめたあとに生理がなかなか来なかったんです。もともと、女性ホルモン以外のバランスが悪い私の身体に、合成女性ホルモンを体外から入れても、一時的に問題が解決していたように見えるだけで、本当はぜんぜん解決していなかったんです。


ざっとですが、これがピルを飲み始めてから身体の中で起こっていたことでした。

まだ続く

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